夫が公務員を辞めたと聞いた日から、
頭の中にずっとあったのは「これからの収入」のことでした。
生活は回るのか。
子どもを守れるのか。
不安を前にして、
私は「自分が働くしかない」と考えました。
普通のパート主婦から、週5〜6日の正社員へ
それまでの私は、いわゆる普通のパート主婦でした。
子どもの予定を優先できて、
体調や気持ちに余裕を持てる働き方。
でも、収入が不安定になるかもしれない状況で、
その選択肢は頭から消えました。
「今は気持ちより安定」
「とにかく数字を作らないと」
そう思って、
週5〜6日働く正社員の道を選びました。
収入は増えた。でも、別のものが減っていった
働き始めてすぐに感じたのは、
時間以上に心の余裕がなくなったことでした。
朝から晩まで予定に追われ、
家に帰っても頭が仕事から切り替わらない。
子どもが話しかけてきても、
「あとでね」「今は無理」と返すことが増えました。
本当は聞いてあげたい。
でも、余裕がありませんでした。
子どもへの対応が、明らかに変わってしまった
一番つらかったのは、
自分でも分かるほど、子どもへの対応が雑になったことです。
- すぐにイライラする
- 声が強くなる
- 小さなことで怒ってしまう
リビングに脱ぎっぱなしの靴下、濡れた傘は玄関に横倒し。「ママに片付けてって言わせないで!!」
「なんでそんなことで怒ってるんだろう」と思いながら、
止められませんでした。
生活を守るために働いているはずなのに、
その生活の中心にいる子どもを、
追い詰めているような感覚がありました。
「頑張っているのに、うまくいかない」という違和感
正社員になったことは、
私の中では間違いなく“頑張った選択”だったと思います。
でも、頑張っているのに、
家の空気は重くなっていく。
「これで合っているのかな」
「本当に守りたかったものは何だったんだろう」
そんな疑問が、少しずつ大きくなっていきました。
収入だけを見て決めると、見えなくなるものがある
この経験を通して感じたのは、
収入は大事だけれど、それだけでは生活は回らない
ということでした。
- 親の余裕
- 家の空気
- 子どもの安心感
数字には表れないけれど、
確実に生活を支えているものがある。
それを削りすぎると、
結果的に「整っていない生活」になるのだと思います。
ここから「働き方」を見直すことにした
このままでは続かない。
そう感じて、私は立ち止まることにしました。
収入をどう作るか。
どこまで働くのか。
何を優先したいのか。
「もっと頑張る」ではなく、
「どう続けられるか」を考え直す必要がありました。
体力も削られ、マッサージや整体にも通いました。
次に考えたこと
次の記事では、
正社員として働きながら感じた限界と、
「全部を抱えない働き方」を考え始めた話を書こうと思います。
- 収入と時間のバランス
- 子どもとの関係を取り戻すためにやめたこと
- 生活を壊さずに続ける視点
同じように悩んでいる方の、
判断材料になればうれしいです。